飛騨牛とは
「飛騨牛」とは、飼養期間が最も長い場所が岐阜県であり、飛騨牛銘柄推進協議会登録農家制度にて認定・登録された生産者により14ヶ月以上肥育された黒毛和種の肉牛のうち、社団法人日本食肉格付協会が実施する牛枝肉格付により肉質等級5等級・4等級・3等級と格付けされたものであることを協議会事務局が確認し、認定された牛肉のみに与えられる銘柄です。
内閣総理大臣賞を頂きました!!
飛騨牛の歴史は、昭和56年に兵庫県から導入された「安福号」という1頭の種雄牛から始まりました。それ以降長期にわたり農家、流通業者、関係団体などが努力をし力を合わせ現在日本の最高ブランドの一つとなることができました。更に5年に1度開催される和牛のオリンピック(全国和牛能力共進会)では、平成14年には名誉賞である内閣総理大臣賞を受賞することができました。
飛騨萩原畜産について
当農場は下呂温泉で有名な岐阜県下呂市萩原町にあり、現在繁殖牛約120頭子牛、育成牛約60頭、肥育牛約430頭の計約600頭を飼育している一部一貫経営農場です。
種付けから肥育までこだわりをもって飛騨牛の生産を行なっています。
繁殖雌牛(母牛)においては種付け妊娠確認の後、標高約1,000メートルに位置する牧場に放牧し、丈夫で元気な子牛が生まれるよう栄養豊富な牧草をたくさん食べています。
大自然のなかでストレスがかからないため、牛たちはとてもリラックスしています。
肥育牛においても、牛舎内は清潔に保ち常に牛の健康状態をチェックしスタッフ一同「愛牛の心」を胸に刻み牛たちを育てております。
先人たちの並々ならぬ努力と知恵を受け継ぎ牛たちと消費者の皆さま方への感謝の気持ちをしっかりと持ち続けて、安心安全でおいしい飛騨牛を生産してまいります。
萩原畜産 飛騨牛ができるまで
- 萩原畜産のこだわり -
特に血統にこだわり農場内130頭のほぼ9割以上が名牛安福号の血を受け継いでいます。
繁殖雌牛受精し妊娠が確認されたら良質な牧草が生えそろう標高約1,000メートルの牧場に放牧しています。
分娩後、子牛は約3ヶ月間親の母乳を飲んで育てられます。離乳後、約5ヶ月間は運動場の付いた広々とした牛舎で、のんびり、ゆったりと飼育しています。
育成牛には、良質な草をお腹いっぱい食べさせ、健康で大きな胃袋を作ります。肥育期には、当社が選んだとうもろこしや大麦など他8種類もの飼料を、月齢、性別、体型などに合わせ自家配合した、萩原畜産特製のブレンド飼料で出荷までの約20ヶ月間愛情込めて飼育されます。年間を通して常に牛たちの事を考え、愛牛の心を胸に丹精込めてそだてています。
枝肉を必ず見て評価する。
飛騨萩原産・下呂市産 牛肉4・5等級のみ。